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リボルビング方式の落とし穴

前回説明した、毎月ある一定の金額を返済すればいいのが
リボルビング返済の特徴でした。

これは消費者金融側が決めた最低返済額をクリアして返済
していさえすればいいという
とても便利な返済方式と言えます。

しかし、消費者金融のリボルビング返済、特に
「残高スライドリボルビング方式」には、
思わぬ落とし穴があるので注意が必要なのです。

残高スライドリボルビング方式では、消費者金融側が
定める最低返済額は、
最低限の利息にほんの少しの元金をプラスした程度の額
であることがほとんどなのです。

つまり、消費者金融の言うがままに最低返済額を払っても、
借入残高自体はほとんど減らないのです。

消費者金融の利息は借りている元金に対してつきますから、
利息だけを払い続けていても元金が減らなければ何時まで経っても
返済は終わらず、ずっと返し続けることになります。

いつまでたっても返済は楽にならないのです。

いつの間にか支払った利息が元金を超えていたということも
ありえます。

やはり重要なことは少しでも元金を返済することに重点を置く
ことが大切でしょう。

例えばボーナスとか臨時収入があったら、元金を返してしまう
ことです。

このことが肝要です。